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ティーンズ文庫だからと言ってナメてはいけません!
とか言ってる私は、この絵の表紙がちと恥ずかしくて、
こっちを手に取りましたが…(;´▽`A``
- 小野 不由美
- 月の影 影の海〈上〉十二国記
- 月の影 影の海〈下〉十二国記
まぁどっちにするかは本人次第ということで…。
違いは表紙だけではないみたいで、
上のホワイトハートの方は、挿絵やフリガナが下のものより多いみたいです。
私は下のしか読んだ事がないのでどれくらい違うのかはわかりませんが。。。
で、肝心な中身の話。
誰からも嫌われないように毎日を過ごしていた、大人しい、普通の女子高生、中嶋陽子。
ある日、突然学校に現れたケイキと名乗る金髪の男に異世界に連れ去られる。
その世界で待ち受けていたのは、恐怖、裏切り、人間不信、etc...の試練の山。
今まで見たことのない恐ろしい怪物に命を狙われ、
信じていた人に裏切られ、
身も心もボロボロになった時現れた楽俊という名のネズミ。
今までの日常とはあまりにもかけ離れた世界で、
いろいろな事を経験し、強くなっていく陽子。
この本は、そんな中嶋陽子の成長記。
この本の中で、私が一番好きなキャラクターは、
やっぱり、『楽俊』。
好きって言うより、もう憧れです。
楽俊のような人間になりたい…………。
彼はいつも良い事を言っているのですが、
その中でも私がよく覚えていて好きなのは、
陽子が楽俊に、この世界の人は神様にお願い事をしたりしないのか?
って聞いた時、例として↓のようなことを聞いたのね。
良い学校に入学できますようにだとか、テストで良い点がとれますようにだとか。
それに対する楽俊の答えが、
ちゃんと勉強すりゃぁ、良い点なんてのは取れるし、良い学校にだって入れる。
それは神様にお願いするような事なのか?本人次第だろ。
(この通りではないけど、同じような事…。)
ここを読んだ時、合格祈願と言って神社で礼をしている姿や、
お守りを買ったりしている姿が頭に浮かんできて、笑えた。
いや、勿論私もやってたけどね。
な~んかおかしくって!
確かに、自分でどうにかできるような問題を神頼みにするなんておかしな話だよね?
こういうことを含め、楽俊の考え方は本当に大好きです。
私も楽俊みたいな考え方のできる人間になりたい。
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- 藤原 正彦, 小川 洋子
- 世にも美しい数学入門
『博士の愛した数式 』の作者、小川洋子さんが
↑を書く際取材した、数学者の藤原正彦との対談書なのですが…。
「数学入門」と言えど、私には難しかったです…。
いや…勿論わかり易く書いてあるんだけど、
なんて言うか…ちゃんと飲み込めない…理解できないって感じというか…
表面的なものはなんとなく解るんだけど、
それより奥はチンプンカンプン…
数学から逃げ続けてきた私には、
この本を読むのが遅すぎたのかもしれません…。
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世にも美しい数学入門
- 市川 拓司
- そのときは彼によろしく
市川先生の作品を読むのはこれが2作目ですが、
(1作目はかの有名な「いま、会いにゆきます」です。あと、原作は読んでませんが、ドラマで『Separation』見ました・・・途中までですが・・・(;´Д`A ```)
やっぱり好きですね~(゚ー゚*)。・:*:・ポワァァン
何て言ったらいいかわからないんだけど、
不思議な優しさがありますよね。
それが好きです。
で、この方の作品と言えば(私が勝手に思ってることですが)、
必ず不思議なことが起こるじゃないですか?
例えば、「いま、会いに~」なら死んだはずの妻が現れたり、
「Separation」なら妻がみるみる若くなっていったり(アンチエイジングや整形のレベルでなく)、
しかし、この作品はそんな不思議な事が半分・・・いや佳境に入るまで全然起きなかったんですね。
なので、そこまでは「あ~今回は普通の小説なのか~」って思ってたんですけど、
やっと不思議なニオイがしてきて、(ノ´▽`)ノオオオオッ♪来た来た~♪
と妙な気分になりました☆
そういった点で、この作品は推理小説の気分も味わえます。
誰かが殺されたり殺したりといったような推理小説では全く無いですがw
読んでいると幾つか「?」の部分があって、そこが最後に繋がるって意味でw
あぁそぅそぅ、もう一つ大事な事。
もちろん、感動もあります!!
主人公とお父さんのシーンは、最後、涙がボロボロでした。。。
(┯_┯) ウルルルルル
この本は実は借りて読んだのですが、手元に置いておきたい一冊になりました。
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そのときは彼によろしく
- 小田 実
- 何でも見てやろう
沢木耕太郎氏のそれとは違って、
なんて言ったらいいのか・・・もっと社会性があるというか・・・
考えさせられる事が色々書かれていました。
差別や貧困問題等等。
著者がこの旅に出たのが確か1960年代・・・本を出版したのが67年だからえーと・・・64年くらいかな?(うろ覚え・・・スイマセン)
それからもう半世紀近く経っているというのに、
依然アフリカは貧困の真っ只中だし、
もちろんインドを含め他の国にも貧困はある。
差別だって、表向きには無いように見えるけど
やっぱり人々の心の中にはまだまだ残ってるし・・・。
カースト制度は目に見えたまままだ残ってる。
ほんの一握りの金持ちの為に大多数の人間が犠牲になる世界が終わりを迎えることはないのでしょうか?
なんだか、切ないというか、空しいというか・・・やり切れないといったような、そういう気持ちになりました。
そして、こんなことを書いていても、
私に出来ること、やるべき事が見えてこない、何をしたらいいのか解らない・・・そんな自分に腹が立ちます。
この本には勿論、こんな暗いことばかり書かれているわけではありませんよ。
ただ、この本を読み終わって、私の心の中に残ったものがこういった物だったため、
珍しくこんな内容のレビューになってしまっただけなので。(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり
ここまでくると、レビューじゃなくて、ただの感想文ですね...(;´▽`A``
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何でも見てやろう
なんかオモシロイ本ネェかなぁ~ と本屋さんをうろつく度に目に留まったこの本。 でも、帯とかPOPにデカデカと 大賞受賞! とか オススメ! とか書かれてて、 なんかソレに乗せられて買ってしまった… って気分になって中々手が出せなかったコノ本。 ハィ。変な性格シテマス。。。 もぅ一つ理由として、 数学キライだから、『数式』って言葉に過剰反応!?w
まぁ、勇気を出して(?)買って読みました。
劇的な展開っていうのは少なかったけど、 ていうか、殆ど無かった気がする。 じんわり来るって感じかな。 4人の登場人物それぞれの相手を思いやる気持ちがスッゴイ伝わってきて、 ホンワカした気分になったり、 ハラハラしたり、 読み終わると何だか心が暖かくなったような気がした
会話の端々に色んな数式が出てくるんダケド、 数学オンチな私でも難しい数式も解ったような気がした。 数学的に理解は…デキテナィけど、 その数式を通して何かを感じたっていうか。。。
そぅそぅ、江夏の話も出てきてた。 野球オンチな私には、 江夏ってどんな顔してるのかさえ全くワカリマセンが、 江夏が凄かったっていうのはワカッタ(気がするw)
読み終わるとココロがホンワカしてくる本でした。 |
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博士の愛した数式
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